# LIME: Adkiller for LINE [![Latest Release](https://img.shields.io/github/v/release/Chipppppppppp/LIME?label=latest)](https://github.com/Chipppppppppp/LIME/releases/latest) [![License](https://img.shields.io/badge/License-MIT-yellow.svg)](LICENSE) ## 概要 This is an Xposed Module to clean [**LINE**](https://line.me). LINE を掃除する Xposed Module です。 ## 使用方法 LINEアプリの ホーム > から「**設定**」に入り、右上の「**LIME**」のボタンより開けます。また、Root ユーザーは LI**M**E アプリから設定することも可能です。クローンアプリなどでは LI**M**E 側からしか設定できない場合があるようです。
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また、トーク画面右上の からスイッチをオンにすると**未読のまま閲覧**できます。(このスイッチは設定で削除可能です) ※返信すると未読が解除されてしまうのでご注意ください
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## 機能 - 不要なボトムバーのアイコンの削除 - ボトムバーのアイコンのラベルの削除 - 広告・おすすめの削除 - サービスのラベルを削除 - 通知の「通知をオフ」アクションを削除 - WebView を既定のブラウザで開く - 常に既読をつけない - 未読のまま閲覧 - トーク画面右上メニューのスイッチから設定できます (スイッチは削除可能) - 送信取り消しの拒否 - 常にミュートメッセージとして送信 - 送信時「通常メッセージ」を選択すれば通知されます - トラッキング通信のブロック - `noop`, `pushRecvReports`, `reportDeviceState`, `reportLocation`, `reportNetworkStatus` がブロックされます - 通信内容をログに出力 - 通信内容を改変 - JavaScript で通信内容を改変できます (後述) ### JavaScript で通信内容を改変する 設定の「リクエストを改変」、「レスポンスを改変」では、Rhino の JavaScript コードを記述することで自由に通信内容を改変できます。これを利用して新たな機能が実装可能なことを確認済みです (`HOOK_SAMPLE.md`)。 あらかじめ `data` という変数が用意されており、以下のプロパティが含まれます。 - `type`: `REQUEST` または `RESPONSE` となる `Enum` 型 - `name`: 通信の名前 - `value`: 通信内容 ※`data` は、[こちらのクラス](https://github.com/Chipppppppppp/LIME/blob/master/app/src/main/java/io/github/chipppppppppp/lime/hooks/Communication.java) のインスタンスで、「通信内容をログに出力」で確認できます。 また、`console.log` で `XposedBridge` にログを出力できます。エラーが発生した場合もここに出力されます。 リクエスト・レスポンスともに、JavaScript は他の処理より早く実行され、「通信内容にログを出力」は最後に実行されます。 Rhino の仕様、特に **Java 文字列との比較に `equals` を用いる**必要があることに注意してください。 ## インストール 初めに、以下のサイトの中から、 **LINE 14.9.1** と **LIME 1.9.0** の APK をダウンロードしてください。 > [!IMPORTANT] > 分割 APK は使用しないでください LI**N**E - [APKMirror](https://www.apkmirror.com/uploads/?appcategory=line) - [APKPure](https://apkpure.net/jp/line-calls-messages/jp.naver.line.android/versions) - [APKCombo](https://apkcombo.com/ja/line/jp.naver.line.android/old-versions/) LI**M**E - [Release](https://github.com/Chipppppppppp/LIME/releases/latest) ### Root 端末 (Magisk) 1. [**LSPosed**](https://github.com/LSPosed/LSPosed) をインストール 2. LI**N**E アプリと LI**M**E アプリを両方ともインストール 3. Google Play ストアの自動アップデートを防ぐために、[**Update Locker**](https://github.com/Xposed-Modules-Repo/ru.mike.updatelocker) か [**Hide My Applist**](https://github.com/Dr-TSNG/Hide-My-Applist) で LINE アプリを選択する [Aurora Store](https://auroraoss.com) の場合はブラックリストを使用 4. LSPosed のモジュールから LIME に移動し、モジュールの有効化 と LINE アプリにチェックを入れる ### 非 Root 端末 > [!WARNING] > 非 root 端末では、 以下の問題があります > - Google アカウント (ドライブ) を使用したトーク履歴の復元ができない ([この方法](https://github.com/Chipppppppppp/LIME/issues/50#issuecomment-2174842592) でログインすれば可能) > - 発/着信音が鳴らない > - 着信が入るとクラッシュ > - コインの購入が不可 > - LINE Pay の一部の機能が使用不可 > - Wear OS (スマートウォッチ)での使用不可 1. [**LSPatch**](https://github.com/LSPosed/LSPatch) をインストール ※フォークで開発されている [**NPatch**](https://github.com/HSSkyBoy/NPatch) では不具合が発生する可能性があります。 また、**LSPosed 公式** の LSPatch を利用してアプリがクラッシュする場合は、フォークで開発されている [**JingMatrix LSPatch**](https://github.com/JingMatrix/LSPatch/) を利用してパッチを適用すると正常に動作する場合があります。 2. **LSPatch** アプリを開き、管理 > 右下の > ストレージからapkを選択 > 先程ダウンロードした LI**N**E の APK を選択 > 統合モジュールを埋め込む > インストールされているアプリを選択 > LI**M**E にチェックを入れて > パッチを開始 より、パッチを適用 ※[この方法](https://github.com/Chipppppppppp/LIME/issues/50#issuecomment-2174842592) を用いればトークの復元が可能なようです。 > [!TIP] > ディレクトリの選択と出てきた場合は、OK を押してファイルピッカーを起動し、任意のディレクトリ下にフォルダを作成し、このフォルダを使用 > 許可を押す 3. [**Shizuku**](https://github.com/RikkaApps/Shizuku) を使用している場合は インストール を押して続行する 使用していない場合は、ファイルエクスプローラー等の別のアプリからインストールする
GitHub Actions を使ってパッチする方法 1. このリポジトリを [**fork**](https://github.com/Chipppppppppp/LIME/fork) する 2. フォーク先の **Actions** に移動 3. 初回のみ同意して、**All workflows** から **Build** を選択 4. **Run workflow** (プルダウン) をタップし、**LSPatch** にチェックを入れてから、**Run workflow** (緑のボタン) を選択 5. ビルド完了後、**Artifacts** に **LINE-** から始まるZIPファイルがあるのでそれをダウンロードし、その中のAPKをインストール
> [!IMPORTANT] > 既に Playストア からインストールした LINE アプリがインストールされている場合は、署名が競合するため、最初にアンインストールを行ってください。 ## 複数デバイスログイン [**MagiskOnWSA**Local](https://github.com/LSPosed/MagiskOnWSALocal) や [WSA-Script](https://github.com/YT-Advanced/WSA-Script) 等の改造版 [**WSA**](https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/android/wsa/) を使用して Windows 上の Android で同様の操作を行うことで、Windows での複数デバイスログインも可能です。 ### 1. PC としてログインする > [!WARNING] > この方法は現在利用できません ### 2. 最大バージョンに偽装をしてログインする > [!WARNING] > この方法は現在利用できません
方法を確認 PC (Windows) 版 LINE に偽装します。これにより PC 版 LINE は強制ログアウトされますが、使えない機能がある PC 版 LINE を Android 版 LINE に移すことができます。 ※片方のデバイスが iOS の場合、Letter Sealing がうまくいかずメッセージを受信できない場合があるので、[この方法](https://github.com/Chipppppppppp/LIME/issues/88#issuecomment-2012001059) に従って Letter Sealing ガチャを行ってください。(キーはだれかとのチャットの右上の > 設定 > 暗号化キー から確認できます。) - メリット:メッセージの同期に問題がない、LIME は片方の端末に入れるだけで良い、非 Root でも可能 - デメリット:3 端末以上でログインできない、2 端末目でサービスアイコンが表示されない #### 手順 1. もう一つの端末に LINE と LIME をインストールする 2. LINE ログイン画面で、「PC (DESKTOPWIN) に偽装」にチェックを入れる 3. 設定 > アプリ > LINE より、LINE アプリの設定画面から「強制停止」と「ストレージとキャッシュ」の「キャッシュを削除」をタップ 4. LINE アプリを再度開き、「Log in as secondary device」をタップしてログインする 5. ログイン後、LINE の設定から「トークのバックアップ・復元」をタップし、2 週間より前のトークを復元する
### 3. Android ID を偽装する この方法は**両方のデバイスを Root 化している**場合のみ可能です。 にあるように、メッセージの同期などに若干の遅れが生じることに注意が必要です。 - メリット:3 端末以上でもログイン可能、すべてのサービスを使用可能 - デメリット:メッセージの同期に遅れが生じる、Root 限定 #### 手順 1. LINE と LIME をインストールする 2. LINE ログイン画面で、「複数デバイスログイン (Android ID を偽装)」にチェックを入れる 3. 設定 > アプリ > LINE より、LINE アプリの設定画面から「強制停止」と「ストレージとキャッシュ」の「キャッシュを削除」をタップ 4. LINE アプリを再度開き、ログインする 5. ログイン後、[Swift Backup](https://play.google.com/store/apps/details?id=org.swiftapps.swiftbackup) を利用して LINE アプリをバックアップ (詳しくは[こちら](https://blog.hogehoge.com/2022/01/android-swift-backup.html)) 6. Swift Backup のバックアップフォルダをもう一つの端末に移し、バックアップした LINE をインストール (詳しくは[こちら](https://blog.hogehoge.com/2022/05/SwiftBackup2.html)) 7. LINE アプリを**開かず**に先に LIME をインストールする ## 問題の報告 新たなバグや修正方法を見つけた場合は、[報告](https://github.com/Chipppppppppp/LIME/issues/new/choose)をお願いします。 > [!NOTE] > 日本語がわかる場合は日本語で記述してください。 ## Star History [![Star History Chart](https://api.star-history.com/svg?repos=Chipppppppppp/LIME&type=Date)](https://star-history.com/#Chipppppppppp/LIME&Date)